ホーム > 循環社会のビジネスモデル > パラダイムシフト

パラダイムシフト

これからのビジョン 〜ガソリンスタンドはまちのエコロジーステーション〜

GSがまちのエコロジーステーションとしてそのポテンシャルを遺憾なく発揮すれば、これからのGS業界において大きな役割を担っていくことは確かです。しかし、果たしてエコロジーステーションがGSの最終の到達点なのでしょうか。
そもそもGSの本来の役割は、一般消費者に自動車や暖房用燃料である石油エネルギーを供給することにあります。たまたま現在は化石燃料の石油が、その主役となり、ガソリンや軽油が自動車の燃料として、暖房や熱源用に重油や灯油が使用されているので、それら石油製品を販売することがGSの販売の根幹になっています。
しかし、前述の通り、たまたま石油であっただけなのではなかったか?といつも思います。一昔前は、石炭などが主流であり、当社もいまだに豆炭や練炭なども取り扱っていて、初代は大八車でロウソクの灯明などを行商していた経緯もあります。
今後、地球環境が危機的な状況下で、地球温暖化などの対策がますます厳しくなる中で、石油がエネルギーの主役の座を降りる日もそう遠くはないでしょう。
そうなれば、GSのレゾンデートル(存在意義)はどうなるでしょうか。

現在、石油代替エネルギーとして、LNG(天然ガス)や燃料電池、GTL(液体燃料)、バイオマスエネルギーなどの研究が盛んに行われています。これらは紛れもなく石油に依存しないエネルギー社会を構築しようとしています。
自動車用の石油製品を販売するGSは、確実にその価値が必要なくなるでしょう。

では、GSのレゾンデートルを発揮するにはいったい何が必要となるのでしょうか。
私が考える一つの方向性は、「総合エネルギーステーション」です。ガソリンや軽油等の石油製品に限らず、燃料電池や天然ガス・LPガスのほか、様々なバイオマスエネルギーである新エネルギーを色々選択できるステーションであるべきでしょう。
今はガソリンや軽油などの石油製品だけしか選択できませんが、今後は消費者が多様な選択肢から利用するエネルギーを選択できる日がくるでしょう。その実現のためにこそ、ガソリンスタンドのレゾンデートルが発揮されると思うのです。

1 2 3 4 5  Page 5/5